ランクル250用コイルスプリングが出来上がりました!!
リフト量はフロント50mm リヤ30mm で、フロント下がりを補正するべく若干前を高めに設定。
この車両は足回りで2インチ以上のリフトアップをすると、目いっぱいにロワアームを外に広げてもポジキャン(逆八の字)になってしまいアライメントが取れない車両ですので、まあこれが足回りのリフト量としては限界です!!
常々言ってはいるのですが独立懸架のサスペンションは2インチ以上のリフトアップはデメリット以外無くなってしまいます。動く範囲が限られている足回りに無理に硬いバネや車高調整などで上げてしまうと伸び側のストロークが無くなります、簡単に例えると人間がつま先立ちしている状態と同じです。なので、オフロードなど行けば見た目とは裏腹に全く走破性は無くなりノーマルより遥かに走破性が悪くなります!! もちろんですがオンロードでも常にタイヤが浮こうとするため接地感がなくなり、コーナーではイン側のタイヤは常に浮こう浮こうとするのはもちろん、外側は硬いスプリングより吸収出来るギャップも出来なくなるのでサスペンションの役割を果たさなくなります。
そんなこんなから、ちゃんとしたメーカーさんは2インチ以下のリフト量のバネしか販売していないのがそこです!! 自動車工学を理解していれば分かる事なのですが、そこをちゃんと分かっていない素人なショップも多くて説明出来ないのも悲しい現状です。
と言う事でアライメントが取れるギリギリのところでこのリフト量です。また、ショックに関してはまだまだ開発途中のメーカーさんも多くて中途半端なショックに換える位ならば純正ショックの方が無難な線を行ってますので、とりあえずはコイルスプリングの交換だけでもOKと思いますよ!! また優秀なショックアブソーバが出て来ましたら改めて紹介いたします!! ちなみにKING SHOCKは設定がありますよ。